2011/05/03

菜の花や月は東に日は西に

ということで、やってきました。Spring-8。遠いですよ、もぅ。




GWの最初の土曜ということで、かなり混雑を予想していたんですが、
意外と高速が空いていて、駐車場は2番目に到着。

 時刻は朝5:57分

 1番目に着ていた家族連れは一体何時から来ていたのだ。

会場は9時半で駐車場から歩いたとしても時間がたっぷりあるので、
会場周辺を少しお散歩。


 なんかよくわからないビル。穴空いてるし。

 テクノ中央交差点
通称播磨テクノラインと呼ばれる道路。播磨道から降りてくる道ですね。
 交差点中央の石積みに何が入ってるのか気になりますが。
 勝手に入るとサイトーさんに狙撃されます。多分。


7:30になり、駐車場近くの喫茶店がオープン。
 小倉トーストを関西で食べられるとは思いませんでした。
 たこ焼きとかはさまれると思ってましたよ。
 自家製杏子らしく、甘さひかえめで、非常に美味しかったです。


ボチボチ駐車場から歩いて行くと、門の前に50歳くらいの方が2名。
 この方々が先頭だと守衛さんに言われるので、そちらに並ぶ。

 しばらくして、別の家族連れなどがいっぱい来るが、
 それは別の守衛さんが門の奥へ通す。

 「???並ばなくて良い別のイベントでもあるのかな?」

すると最初の守衛さんがやってくる、

 「そこで並んでてもダメだから奥へ行ってください」


え?」


 あなたが先ほどそこで待ってろって、、、


まぁイベント慣れてないのかな、第19回位だった気がするけど。


そんなところで腹を立てても仕方ないので、

駐車場で待機している友人に連絡して奥の方へ。


(これは別の時間に取ったのですが、受付はこのテント)


もう50人くらい並んでるし。。。

さっき30人くらい抜かされたよなぁ。。。


テントの受付で、
下で待たされた旨と、
ここで本当にいいのか確認すると、
 先頭付近に並ばされる。

 いやそれもなんか恐縮なんですけど。。。


そんなこんなで待っていると、すでに見学終わってでてくる人が居たり
 9:20から受付開始したり。

 研究所なんだし、エンターテイメント施設ではないのだから、
 イベントとして完璧さは求めないけど、
 時間や話を信じて待ってる人のことは少し考えて欲しい気はする。


受付自体はさくさく終わって、最初の並び順とかあまり関係ない感じだったので、
最初から気勢をそいでも仕方なと割り切ろう、そうだそうだ。

まずは、Spring-8の本体からの見学。
受付を奥へと進んで、蓄積リング棟へ。

ここはSpring-8の輪っかの部分で、加速された放射光がぐるぐるまわる部分です。



受付を通って、蓄積リング棟へ入る直前。

建物が丸くなってるのがわかるでしょうか。


外周廊下を少し歩き、蓄積リング棟の実験施設内へ。

こちらは自由見学でなく、20名程度のツアーになっているので、
受付が必要です。

受付を済ませるとチケット、クリアファイル、
グループ分けのたすきが配られます。緑色、なんとなくエコな感じ。

ここは実際に放射光が廻っているところではなく、
その外側。

ビームが廻っている内周から、ビームを取り出して、
実験するビームラインと呼ばれるものが設置されています。

このように、放射線状にビームを抜き出して、
実験する施設を配置しているようです。

私は説明されるまでは、
全ビームラインが平行にリング上に並んでいるものだと思ってました。


※ここからは非常に写真が多いです。


ツアーは時計回りに進んでいくようです。
これは入場直後進行方向。 
 あまりに顔がはっきり写ってしまっている方は少しぼかします。 



最初は47のビームラインが見えます。

 BL47XU
日本語か英語で説明があったりします。
どちらかしかない場合も。

ツアーは簡単に説明をしつつ、さくさくと進んでしまうため、
こういった資料はあまりじっくり読めません。

写真に写しておいたんですが、半分くらいピンボケで


至る所に液体窒素のボンベがあります。
それはもうごく自然に。

 Spring-8自転車
大きい施設には良く見かけますね。


 BL46XU
半分くらいのビームラインには放射能標識がありました。


とにかくお金がかかってそうな治具や計測器が一杯。

さすがに最先端の研究施設は違う。


これは阪大だからBL44XUかな。
 生体超分子複合体構造解析となってますね。
 
 BL40B2BL41XU
どちらも構造生物学のビームラインですね。
 BL41XU解説


 こちらはBL40B2のラインの一部ですね。


 【途中で見つけたメモ】
  Spring-8は、
  日本各地、世界各国から研究者が集まっている為、
  こういった資料も非常に重要だと思われます。
  姫路だとなんだろう、穴子?


 高そうな治具その2

 放射線遮蔽ハッチBL35XU
 
 ハッチ内部
 
  当然BL35XUは放射能マーク
  高分解能非弾性散乱。コンプトン効果関係だったかな。

 途中にケーブルを潜るポイントが何箇所かあります。



  自転車は降りましょうのマーク。
  このポイントは、BL33XU
  トヨタ自動車が単独で建設中のラインです。
  だからパイプなんかがまだ邪魔なのかな。


  BL32B2、創薬産業のビームライン



  『液体窒素自動冷却中』

 中央の光ってる所に、液体窒素の滝が


 ホワイトボードのメモ書き
 何を書いてるのかは不明です。


 色々なメーカーのPC
 OSはWindowsXPやらWindows7やら
 
 何かの薬品庫

 高そうな治具その3
 
 よくわからない治具。
 たしかBL13XUだったので表面界面構造解析かな。


 なにかを表示中。
 
 どこのご家庭にもある、卓上レーザー発生器
 実家にはこれの小さいのが何故かあったような。。。


 ちょっとおちゃめな治具


  蓄積リング棟は以上な感じで、一周60分くらいでツアー終了。

  すべてのBLの写真を乗せると凄いことになってしまうし、
  重複したような画像もあるので、抜粋でお送りしました。


  
  1エントリに書くと読み込みが大変になるので以後分割で。
  次回はXFEL(X線自由電子レーザー施設)をお送りシマース。ンガクク

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