2011/03/12

かふんしょお

先週末のECU解析作業あたりから
咳、頭痛、鼻水、くしゃみ、喉の痛み、めまい、幻覚、吐き気、寒気、気怠さと、
風邪の諸症状満漢全席状態だったのですが、
目やに目の充血など目まで症状がでてきました。

月曜に1日お休み頂いて寝てましたが、症状は酷くなる一方。


あまり仕事ネタは、なんなんですが、
ちょっと進行中のプロジェクトが佳境でもう休めないので、
あまり認めたくはないけれども、

これは花粉症だ、負けを認めよう。ステロイドください。
(※ステロイド:
 花粉症治療で副腎皮質ステロイドを注射器で決める荒業
 とってもリスクが高いが、短期的に症状が改善する≒副作用が起きやすい)


知り合いの医者のところへ行っても良かったんですが、
忙しい方なのできっと花粉症の薬くれいっても迷惑でしょうし(多分治せるけど専門外)
近くの大きな病院へ。朝一で(AM:8:30)。


さすがに8:30から馬鹿正直に受け付けているとは思わなかったけど、
50人くらいいるなぁ...こういうのはHPに書いておいてくれないとズルい。

と思ったけど、ほとんどが再診で、新規は前に居た2名だけのようです。

8:30になると受付のカーテンがシャーーっと開いて、看護婦さん(看護師さんか今は)
が並んで挨拶。なんだこれ。キリスト教系ってわけでもないけど、すごいな漫画みたい。

たまたま一番近い病院なんですが、結構有名なとこらしいです>病院
そういうの厳しい人だったのかな>設立者



 受付番号ゲットだぜ!
 煩悩ですか、そうですか。。。



診察開始は8:45からだそうで。
とりもあえずも、耳鼻咽喉科まで移動して受付票を渡して待機。


8:45になると、隣の外科やら整形外科が患者さんを呼び始める。
受付は自分は3人目くらいだから、すぐかなーと思ってたけど呼ばれない。
自分が呼ばれないのではなくて、耳鼻咽喉科自体が患者を呼び始めない。

しばらくして、なんかチャラい医者とちょっと年長の医者が、
スタバのタンブラーを持ってダラダラ話しながら医局へ入っていく。


 「え、ここそういう医者なん、、、、」



ハズレを引いたかなオーラが漂っているが、
さすがに其れだけでリノリウムの床を蹴って、
「ガッデム!コーヒーすすってんじゃねーぞ!三下ァ!!」
という程短気ではない。


色々ルールがあるのだろうな、郷に入っては郷に従えと言いますし、
しばらく待機。

すると9時前くらいになって、漸く患者が呼び出される。

 「9:00から加藤先生でお待ちの41番さんー」


 「予約?!そういうのもあるのか!?」


ネタでもなんでもなく、医者で時間予約が可能っていうのは、
一般的かは知らないが、自分にはセンセーショナルなシステムだった。

大学病院=朝受け付けてひたすら2時間位待ち
知り合いの病院=ストックされている、じーさんばーさんが話し終わるまで待ち
なのは経験していたので、1時間くらい待つ覚悟はあったのだけど、
美容室みたいに予約とかできるのは知らなかった。

予約者にどんどん抜かされて15分くらいした時点で、
そろそろ悪い考えが巡ってきそうな頃合いで、

「108番さんー」  
  
(意訳)煩悩の出番でーすよー



 (キリッ)「はい゛(ダミ声)」

 もう、最高にダミ声ですよ。キリッでなく、んもう。

 医者は3人居るらしく、どうやら一番偉い准教授の人が見てくれるらしい。

 タンブラーでないだけ少し安心。アバよタンブラー加藤。



 カーテンで仕切られたパーティションなので、
 前の患者さんが花粉症なのがわかる。
 ちょっとプライバシーもヘッタクレもないなと思いつつ。

 准教授様「じゃぁ最近できた新薬にしましょうね」

 新薬?!なにそれカッコイイ!

 一見さんでも新薬貰えるのかな?!とかワクテカしながら待つ煩悩

 前の患者さんは別の処置室へ運ばれていくも、まだ名前が呼ばれないので待機。

 准教授様「あ、これ投薬日数制限あるわー」
  煩悩「教授殿?!それ大丈夫なのですか?!」

 臨床試験ではないのだから、経過診察なしに与えちゃダメってやつだろうけど。

 他人の投薬動向を気ににしつつ、医局のPCのメーカーをチェック。

 DELLx3、打ち捨てられたSOTECx1。SOTEC(笑)

 程なく、自分の晩になり、症状の申告と、准教授による状態のチェック。
 首を傾げる准教授。


 准教授様
 「んー花粉症入ってるかもしれないけど、
  これ風邪こじらしてるね

煩悩「、、、え?」
 
 准教授様
 「ちょっと見てみないとわからないけど、
  喉の炎症が酷いし」

 といいつつあの口に突っ込むミラーとかで見られるも、奥が見えないらしく、
 鼻から光ファイバーを突っ込まれる。
 准教授様
 「喉、扁桃腺、声帯炎症。こじらせてるね」

 煩悩「、、、え゛?(鼻からファイバー垂らしつつ)」
  
 可愛い看護婦さんにファイバーを抜かれながら、鼻水を垂らす煩悩。

 鼻水を拭いてもらえず、先に内視鏡の洗浄をされたことを少し悲しみつつ、
 自分で鼻を吹きつつ。

 煩悩「花粉症と意を決して耳鼻咽喉科来たのですが」
 准教授様
 「炎症の感じが花粉症と違うんですよね。
  関節痛とかある?」
 煩悩「1ヶ月前に寝違えたような腕の痛みが、、、」
 准教授様
 「それはたぶんちがう(笑)」
 煩悩「ですよねー(棒)」
 
  脚色でなく会話そのまま。
  最後のオチで看護婦さんに笑っていただけたのが
  せめてもの救い。
  診察費:4800円(保険適用後、紹介なし医療費込み)
  払って笑いとりに行ったわけじゃないけども。


 病名:咽頭炎、扁桃腺炎、声帯炎症
            +風邪(重度というか肺炎手前)
            +花粉症添え(淡い疑惑)



 薬局で、ロキソニンやら薬をもっさりもらう。
 薬代は別途1800円。痛い、お財布も痛くなった。

 
 6000円で安心を買ったと考えればいいのかな。
 花粉症じゃなかったんだ、と。



 熱と炎症が全然治ってないんですけどね(執筆時点)

 1週間頑張ろう、1時間置きに咳で起きるのは勘弁だけども。

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