先週末のECU解析作業あたりから
咳、頭痛、鼻水、くしゃみ、喉の痛み、めまい、幻覚、吐き気、寒気、気怠さと、
風邪の諸症状満漢全席状態だったのですが、
目やにや目の充血など目まで症状がでてきました。
月曜に1日お休み頂いて寝てましたが、症状は酷くなる一方。
あまり仕事ネタは、なんなんですが、
ちょっと進行中のプロジェクトが佳境でもう休めないので、
あまり認めたくはないけれども、
これは花粉症だ、負けを認めよう。ステロイドください。
(※ステロイド:
花粉症治療で副腎皮質ステロイドを注射器で決める荒業
とってもリスクが高いが、短期的に症状が改善する≒副作用が起きやすい)
知り合いの医者のところへ行っても良かったんですが、
忙しい方なのできっと花粉症の薬くれいっても迷惑でしょうし(多分治せるけど専門外)
近くの大きな病院へ。朝一で(AM:8:30)。
さすがに8:30から馬鹿正直に受け付けているとは思わなかったけど、
50人くらいいるなぁ...こういうのはHPに書いておいてくれないとズルい。
と思ったけど、ほとんどが再診で、新規は前に居た2名だけのようです。
8:30になると受付のカーテンがシャーーっと開いて、看護婦さん(看護師さんか今は)
が並んで挨拶。なんだこれ。キリスト教系ってわけでもないけど、すごいな漫画みたい。
たまたま一番近い病院なんですが、結構有名なとこらしいです>病院
そういうの厳しい人だったのかな>設立者
受付番号ゲットだぜ!
煩悩ですか、そうですか。。。診察開始は8:45からだそうで。
とりもあえずも、耳鼻咽喉科まで移動して受付票を渡して待機。
8:45になると、隣の外科やら整形外科が患者さんを呼び始める。
受付は自分は3人目くらいだから、すぐかなーと思ってたけど呼ばれない。
自分が呼ばれないのではなくて、耳鼻咽喉科自体が患者を呼び始めない。
しばらくして、なんかチャラい医者とちょっと年長の医者が、
スタバのタンブラーを持ってダラダラ話しながら医局へ入っていく。
「え、ここそういう医者なん、、、、」
ハズレを引いたかなオーラが漂っているが、
さすがに其れだけでリノリウムの床を蹴って、
「ガッデム!コーヒーすすってんじゃねーぞ!三下ァ!!」
という程短気ではない。
色々ルールがあるのだろうな、郷に入っては郷に従えと言いますし、
しばらく待機。
すると9時前くらいになって、漸く患者が呼び出される。
「9:00から加藤先生でお待ちの41番さんー」
「予約?!そういうのもあるのか!?」
ネタでもなんでもなく、医者で時間予約が可能っていうのは、
一般的かは知らないが、自分にはセンセーショナルなシステムだった。
大学病院=朝受け付けてひたすら2時間位待ち
知り合いの病院=ストックされている、じーさんばーさんが話し終わるまで待ち
なのは経験していたので、1時間くらい待つ覚悟はあったのだけど、
美容室みたいに予約とかできるのは知らなかった。
予約者にどんどん抜かされて15分くらいした時点で、
そろそろ悪い考えが巡ってきそうな頃合いで、
「108番さんー」
(意訳)煩悩の出番でーすよー
(キリッ)「は゛い゛(ダミ声)」
もう、最高にダミ声ですよ。キリッでなく、んもう。
医者は3人居るらしく、どうやら一番偉い准教授の人が見てくれるらしい。
タンブラーでないだけ少し安心。アバよタンブラー加藤。
カーテンで仕切られたパーティションなので、
前の患者さんが花粉症なのがわかる。
ちょっとプライバシーもヘッタクレもないなと思いつつ。
准教授様「じゃぁ最近できた新薬にしましょうね」
新薬?!なにそれカッコイイ!
一見さんでも新薬貰えるのかな?!とかワクテカしながら待つ煩悩。
前の患者さんは別の処置室へ運ばれていくも、まだ名前が呼ばれないので待機。
准教授様「あ、これ投薬日数制限あるわー」
煩悩「教授殿?!それ大丈夫なのですか?!」
臨床試験ではないのだから、経過診察なしに与えちゃダメってやつだろうけど。
他人の投薬動向を気ににしつつ、医局のPCのメーカーをチェック。
DELLx3、打ち捨てられたSOTECx1。SOTEC(笑)
程なく、自分の晩になり、症状の申告と、准教授による状態のチェック。
首を傾げる准教授。
准教授様
「んー花粉症入ってるかもしれないけど、
これ風邪こじらしてるね」
煩悩「、、、え?」
准教授様
「ちょっと見てみないとわからないけど、
喉の炎症が酷いし」
といいつつあの口に突っ込むミラーとかで見られるも、奥が見えないらしく、
鼻から光ファイバーを突っ込まれる。
准教授様
「喉、扁桃腺、声帯炎症。こじらせてるね」
煩悩「、、、え゛?(鼻からファイバー垂らしつつ)」
可愛い看護婦さんにファイバーを抜かれながら、鼻水を垂らす煩悩。
鼻水を拭いてもらえず、先に内視鏡の洗浄をされたことを少し悲しみつつ、
自分で鼻を吹きつつ。
煩悩「花粉症と意を決して耳鼻咽喉科来たのですが」
准教授様
「炎症の感じが花粉症と違うんですよね。
関節痛とかある?」
煩悩「1ヶ月前に寝違えたような腕の痛みが、、、」
准教授様
「それはたぶんちがう(笑)」
煩悩「ですよねー(棒)」
脚色でなく会話そのまま。
最後のオチで看護婦さんに笑っていただけたのが
せめてもの救い。
診察費:4800円(保険適用後、紹介なし医療費込み)
払って笑いとりに行ったわけじゃないけども。
病名:咽頭炎、扁桃腺炎、声帯炎症
+風邪(重度というか肺炎手前)
+花粉症添え(淡い疑惑)
薬局で、ロキソニンやら薬をもっさりもらう。
薬代は別途1800円。痛い、お財布も痛くなった。
6000円で安心を買ったと考えればいいのかな。
花粉症じゃなかったんだ、と。
熱と炎症が全然治ってないんですけどね(執筆時点)
1週間頑張ろう、1時間置きに咳で起きるのは勘弁だけども。
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