2011/11/13

そうだ、京都へ行こう 秋  〜京都御所編〜

面倒な仕事がようやく終わったので、心に静寂を求めて京都へ
っていっても1週間前なんですけどね。

突発的に行こうと思ったのではなく、
京都御所が秋の一般公開のでしたので、
京都御所を見つつ、紅葉ハンティング。

まずは京都御所へ朝5時出発
「前日徹夜で11月に入ってから寝てないけど大丈夫だわー」
と寝てない自慢をしつつ、ナビに打ち込み。
さすが京都御所は出てくるね。

途中滋賀県の土山SAで朝ごはん。
おそらく京都御所近辺は食べるところ無いし、
今日は時間もなさそうだしね。

レストランはまだ微妙な朝メニューだったんで、
フードコートでちゃっちゃと。

浅井三姉妹をゲット。なんで土山でと思ったけど出身地なのな。
まぁNHKの大河ドラマかなんかの便乗だろう。
でもさー、丼は連結してはいけない気がするの。

三姉妹美味しくいただきました。
土山SAのフードコートは緑茶とほうじ茶が選べるね。

そんなこんなで付きました、京都御苑。

京都御所は、京都市の京都御苑という場所の一部です。

一般公開は春と秋の一週間だけ。
今年の春は震災で公開したものの、イベントが取りやめでした。
駐車場も臨時でできてましたが、
京都御苑の一部開放なのでアクセスは便利。

京都御所の開門は10時からで少し余裕を持って出たので、
京都御苑をウロウロ。

堺町御門。南側正面の門ですね。

しかし街のどまんなかに凄く広いなここ。

ただの公園ではなくて、旧家や神社、庭園があったりします。

橋から庭園撮っていたら、猫発見。
(ククク、ズームで撮られているとも知らずに...)

とりあえず接近してみよう。なんか神社みたい。
安心のピンぼけ率

ねこー
逃げる気まるでなし

しかし手入れが行き届いてますね。さすが。
.oO(ちっ、まだ撮してやがる)

ここはもう少し北の御所寄りの神社。まだ人居ませんね。
全く道路の音とか聞こえなくて、すごく静か。
伊勢神宮くらい静か。

どこもちゃんと人の手が定期的に入っている感じが、
さすがだなと感心してみる。
京都の観光地でも手入れが悪いところもあるんですよね。
やはり観光と言うより、維持しようという意思を感じる。


さてさて時間も頃合いなので、京都御所へ。
東側を見やる。短い辺ですら反対の門が遠い....

白い壁で区切られた内部が京都御所

南西の角には大きな椋の木があります。

樹齢300年だそうです。
****久しぶりだね。700年ぶりだねぇ」 

開門直後、結構人来てますね。

宮内省管轄らしく、皇宮警護の警官によるカバンチェックがありました。
刃物を持ってないかを調べているようです。
危ないものなんてあるわけがないんだよ。
 「この世に悪があるとすればそれは人の心だ エドワード・D・モリスン

入ってすぐになるのは御車寄せ
ここに牛車とか止まったそうな。いわゆる車庫か。

 諸太夫の間。お客が待たされる待合室のようなもの。

3箇所部屋があって、
位(くらい)によって通される部屋がことなるようですが、
写真は似たような感じだったので省略。

ここでふと壁際を見ると、
監視されてれぅ。さすが京都御所だぜ。

新御車寄せ。大正天皇の時に新設されたとか。
ここは車が止まれるサイズになってるらしい。さすが大正。

京都御所の一般公開でも2−3日だけイベントがあり、
ここでやることが多いそうです。今日は雅楽。

楽器がすでに設置されていますね。
ステーンバーイステーンバーイ

ここはイベントの場所にもなるため結構広いです。
おみやげの出店もありました。

人が多いところにはあれがあります。
貴様ッ、見ているな?!

南側の門建礼門(と観光客いっぱい)


反対には朱塗りの承明門


門越しにようやく紫宸殿が見えてきました。


東側の広場も結構大きいですね。
こちらもイベントで使うらしい。

このあたりから写真を何枚か。

本番ではないですが、赤くなり始めてますね。これはこれで。


さすが京都御所。お茶を育ててます。
  (って横の人が教えてくれた)

さてそれでは紫宸殿へと

行く前に特別展示が。

なんか変な機織り機でもあるのかと思ってスルーしようとしてたんですが、
遠目に見るとなんかの農具にしか見えない。

執拗に横から写真取っているおじさまがいるので近づいたら、
紫宸殿の屋根の桧皮葺の断面展示でした。

凄いなこれ....

  もちろん釘は一切使っていません。

桧の皮だけで屋根をつくろうなんて考えるのは、
世界でも日本くらいだそうです。
日本でも現存する建造物で桧皮葺は少ないらしい。
茅葺きより手間掛かりそう。

なにやら有名なお華の先生の作品が


バランスはそこら辺でみるのより素晴らしいが、
どれくらい素晴らしいかは平民なので分からず。
あとで花(華)に詳しい母に見せたらなんか凄いらしいですこれ。

よし、今度こそ紫宸殿へ。

通れるのは通路だけ


半分以上は砂利敷で入れません。
こういう砂利敷をなんていうんだっけ。お白州は違うよなぁ...。

紫宸殿。デカ過ぎてカメラで入りません(引けないし)
やはり綺麗であるんだけど、綺麗すぎて整っていると言うか、
権力というかお金と言うか、古びた感じではなく、
なにかしら寺院とは違う威圧感を感じますね。
東大寺もそういう感じを受けたなぁ。

正面右には右近の桜
春に来れば咲いていたのかな

正面左には左近の橘
橘も夏の花だから咲いてないですね。残念

天皇の玉座。高御座
大正天皇の時に作ったか移設したかだったかな

皇后の席。御帳台
この辺りはiPhoneのデジタルズームだと厳しいので
コンデジで撮ってます。

こんなところにもセントリーガンが

清涼殿。天皇陛下避暑の場所その1

こちらも結構大きくて近くだと入りきりません

正面には大きな竹

 滝口。水が引き込まれているところ。へー。

ホントだ。

しかしどこを見ても、

隙がないくらい

整っているな。
 やはり関心もするけど、権力の匂いと言うか、
これが威圧感なのかな。

でも、

こういう普通には見かけない造りの所は、
見とれてしまいますね。

かんげん!管絃の人形展示

Gt.琵琶



篳篥

龍笛

Kb.

 Dr.太鼓と鞨鼓
(右がバスドラ)

庭園の辺りで小雨が降って来ましたが、負けずに撮影







撮影しながら、小走りで最後の広場へ。
庭木がいい感じなので何枚か。



最後の広間でも物販があったんですが、
新御車寄せの方が充実していたかな。
雅楽のイベントが11時からなので、結構戻らないと駄目だ。

とりあえず遠いけど戻るか。

皇宮護衛官「すいません、逆行駄目なんですよ」
My「ああすいません、最初の広場に行こうと思ったんですが。
   もう一度入りなおさないと駄目ですか」
皇宮護衛官「そうですねー」


観光地をカバン抱えてダッシュで見まわるのがデフォなので、
まぁダッシュで逆走してたら止められるか。
素直に2週目行こう。

2週目の取り調べ。怪しい物しか持ってないですよ。

新御車寄せ、人だかり

雨が降ってきてるのでかんげん!管絃の人も奥で演奏してますね。


さて、見るものみたしおみやげを見てみよう。
京都御所拝観記念USBメモリー
2Gで3600円とか、
ソリッドアライアンスが作ってるのかと思う値段。
べっ、別に欲しかったわけじゃないんだからねっ!


さてさて、京都御所を後にして、西側にある護王神社へ。
こちらは足腰の神様として有名だそうで。
朝駐車する前に、山登りみたいな格好した爺婆様方が、行列でした。


お昼近く、雨も結構ポツポツしてきたせいか人が途切れてます。

さてお守りでも家族に買っていくかと思ったんですが、
現金が1000円しかない。
さすがに神社でクレジットカードは無理か....

iPhone先生にATMかコンビニないか聞いてみるけど、
京都御所周辺って角にしかないんだよなぁ。
今出川まで歩くか...

あなたとコンビ二でお金をゲット
 「ファミチキ食いなはれ」

護王神社とファミマの間にあった看板

さすがミレニアムシティ。
質屋のドライブスルーとかあるぜ。
ネタになると思って撮りに戻ったのは内緒

門扉から、本当に窓口がありやがる...
 「支払いはペリカで」


さて再び護王神社。今回は2度手間が多い。

入り口にある足腰に効きそうななにか。

とりあえず全力全開で回しておく。
 グルングルン

ここは猪の神様ですね。

アチラコチラに猪様が
 
 よくわからんが木彫りで猪まみれ
 タタリ神にでもなったんかこれ...

  なにやらいわくが

 雨足が強くなって来ましたが、お守り配布所は繁盛
 巫女さんが何人か居る点は大いに評価しようぞ

家族向けのお守りを幾つか頂きました

色々変わったお守りがあったんですが、
なんていうか。神様も業務範囲が広がって大変ですね。

雨足も強くなってきたので、次の目的地へ。



【オマケ】
休憩中の土山インターで見た光景
これだけ突っ込みどころが多いと
かえって突っ込めない。






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