2011/06/21

アルプス10万寸



高速道路の1000円上限がなくなるということで、
遠くへ遠征という漠然とした目標。

ハードの偉い人「頑張っている東京電力さんの水力発電所と、
         原子力の素晴らしさを訴えた電力館をバカに見学したい」

ああ、上高地のあたりなのね。
ていうかもう日本アルプスでも北じゃないですか。


当日休みだったドラムの人も拉致して
 ドラムの人。いつも行き先を黙ったまま拉致られる。


一行一路アルプスへ。響きがかっこいい。


道程は結構長いので、途中で休憩を挟みます。
阿智PA。駐車場が狭いPAですが、コンビニ完備
高山方面はヤマザキデイリーストアだったかな。
....醤油サイダー?


岐阜県となんのゆかりもないサイダー達。




ハードの偉い人が、
オリーブサイダー、醤油サイダー、黒糖サイダーを徴発していました。
さすが毒物マニアの偉い人は違う。


醤油サイダーだけ試飲、途中で確かに醤油の味がする。
飲めるけど、たくさんは飲みたくないそんな感じ。
でもカレーラムネよりはマシかも。
●醤油サイダーをまねて、しょうゆ(本物)をサイダーのように飲むのは
  絶対におやめください。


誰も真似しない。


ま、最近のゆとりさんは醤油の塩分が致死量とかしらなさそうだしね。

ちなみに醤油サイダーを摂取してる横で、私はさくらアイスを。
岐阜県のSA・PAはこの形状のアイスが300円でよく売ってる。
同一メーカーが作ってるのかな。味はそこそこ。

目的地の直前で、ドライバー交代兼冷やかしで道の駅へ

道の駅 風穴の里
ここは特に珍しいものはなし、
付近に道の駅などの施設がなく結構混んでます。
写真に見える道の反対側は空いてます。

第1目標地点:東京電力奈川ダム

長野県は中部電力管轄ですが、
東京電力が2億円で利水権を購入し発電しているそうな。

奈川ダムは梓川に位置し、ここは梓湖と呼ばれます。
 AZUSA湖

 あずにゃん湖

 ダムの下流から見た写真を幾つか、
 
 


 揚水発電は、出力変動をさせにくい原子力発電の、
 深夜余剰電力を使って、水をダムへと組み上げ、
 昼間の需要が大きい時間帯に発電する仕組みですね。
 
 ダム自体が位置エネルギーのキャパシタになっているというか。

 実際自然の放水での発電量などは知れているでしょうし、
 原子力という余剰電力が無くなった今、
 水力発電も含めた、電力や治水などの観点から、
 きちんと考えなければいけないんでしょうね。

 そういったことを説明している東京電力の施設。
 水と電気の展示館がダムの脇に。
 
 さすがに閉めたか。
 原子力の展示もあったらしいしねぇ。 
 でも一週間前まではやってたんだ。

 近くの案内看板からはことごとく存在が消されてます。テープで。
 
 
 こういうことだけ早いから、責められるのにね。
 1個消し忘れてますよー。

 まぁここは自分に取っては特に目的地でないので軽くスルー。

 一路第2目的地の上高地へ。
 上高地はマイカー規制で、奥まで入れません。

 手前の沢渡地区で駐車して、バスかタクシーになります。
 一番近いドライブインで止めてお昼ごはん。

 ドライブレスト茶風:ソースカツ丼
 
 なんか有名らしい、カツ多い。

 

 ここからはバス(往復2000円/人)か、
 タクシー(片道 往:3500、復:4000円)しか手段がありません。

 3人なのでバスの時間待をするならタクシーもありかと思ってたんですが、

 ご飯食べる前にタクシーのおっちゃんが来て、

 「行きを3000円、帰りを3500円で」という交渉が持ちかけられたので、

 タクシーで行くことに。
  行きをバスと等価、バスは片道だと高くなるので、
  帰りもタクシーを使ったほうが得になる。交渉慣れてるなという感じでした。


 タクシーのおっちゃんは運転しだすと、
 バスガイドさんなみの解説をしてくれました。
 往路の途中、中央にちょろっと滝が見えます。


 これはなんだっけかな、焼岳関連の温泉だったような。


 溶岩な感じが、この当たりは硫黄臭がします。


  モクモク
     
  大正池でタクシーを降ります。
   ここからメインの河童橋までは、梓川沿いに散策です。


 穂高をバックに写真をペタペタ。
  
   
  
 大正池から田代橋までは、こんな道もあったり、
 
 鴨が居たり、
 
 
 どこを撮っても絵になりますね。


 ちょうど柳が綿毛を飛ばす時期で、あたりは雪のような感じ
 
 適当に撮って写真に写っちゃうレベル。
 実際は体中に付きます。

   ヤナギまみれながらも進んでいきます。 
 


 穂高と田代湿原
 
 ここで田代橋までの丁度中間地点くらいかな。


 ここからはちょっと道の様相が変わります。



  
  梓川と合流


 
  水が澄んでますね

 下水も梓川に流さないようにされており、
 これならマイカー規制も頷けなくもないですね。




 漸く田代橋、
 
 
 
 田代橋から河童橋までは宿泊施設が多数あります。


 これは橋から歩いてきた下流方面。

 対岸(ホテル側)を歩いて行きます。


 
  三本槍って三本槍って名前なのな。


  この当たりからカメラのバッテリー警告が出てきたので、
  二枚撮りをやめた結果、
 ウエストンさんピンぼけ
 
 なんだか偉い人らしい。
 この碑はタイルが綺麗になってた壁沿いにあるんですが、
 ただの休憩所だと思ってスルーしそうになりました。


 ウエストンさん(ピンぼけ)からはまた楽しい脇道が、

 尾瀬っぽい。


 河童橋までは二種類くらいコースがあるんですが、
 基本梓川沿いに。にゃあ。
 
 
 道の切り株は残してあったり、木が切ってなかったりマチマチ。
 ちなみに子供の頃たぶんこの切り株で転んで擦りむいた。ちくしょう。
 
 上高地は高山植物の宝庫ですね。

 名前はわからないんだけども。


 そうこうしているうちに、河童橋いんかみんぐ。









 小さい頃この橋から川の水を見ると、
 橋が流されてるような不思議な錯覚があってここだけは大好きでした。
 


 周囲のお店もずいぶん綺麗になっちゃいましたね。
 とりあえず、ハードウェアの偉い人がアイス買ってた。
 高原アイス+はちみつトッピング。
 
 少しはちみつもらう。
 TARETEKITAAAAAAAAA!!!!


  うん、ちょっとはちみつは余計かな。


 おみやげも売って入るのですが、
 なんだか工場生産のものばかりで味気ない。
 
 昔は河童の涙っていう観光客や登山客が捨てた、
 ガラス瓶を回収して売ってたのがあったんだけどな。
 帰ってから調べたらビジターセンターで売ってたのね。

 ハードの偉い人はお酒を何種類か買ってましたな。
  あずにゃん川
 むぎゅ

 先ほども書きましたが、下水は梓川以外で引いてるので、
 河童橋とバスセンターはチップ制トイレ
 景勝地は多いみたいね。

 河童橋からややも歩いたところにバスターミナル。
 タクシーのおっちゃんスタンバってました。逞しい。

 帰路にある帝国ホテル(ピンぼけ)

 なんでもコーヒー一杯900円とか。
 最初のドライブインでカレーが食べられます。
 
 鏡が淵って言ってたかな。ヤナギの綿毛がなければ
 綺麗に新緑が映り込むそうです。
 タクシーはこういうところ止まってくれるのがいいね。

 行きに降りた大正池もヤナギまみれ。


 ヒィ。

 釜トンネル
 9年前に拡張されて複線化、観光バスも通れるサイズに。
 それが上高地の自然に対して良かったは謎。
 
 トンネル内にも温泉が湧いています。

 トンネル出口には秘湯の温泉。トイレかと思った。 

 
 逆巻温泉
 ここも別トンネル出口にポツンとあります。

 大正池から始まる東京電力の発電用施設、
 お金以外に上高地を整備するという約束で、
 利水権を得ているようです。
 そういう約束はちゃんと守ってほしいね。

 タクシーのおっちゃんへと別れを告げて、下山。
 工事車両が居るのは
 釜トンネルと同時期に使われなくなったであろう、旧道。
 崩れてますね。

 このまま帰るのも勿体無いし、
 あまり寄り道すると高速料金がどうなるか不明なので、
 ちょっと寄り道で我慢することに。 
 

 遠出の帰りに城よるのはもはや必然の理 
 第3目的地 松本城
 遠くから見ると、あれれーって感じですが。 


 近くで見ると結構いいですね。


 相変わらず夕方なので、中へは入れませんでしたが。
 周囲が小さな公園なので、外からは自由に見ることができます。


 
 写真は補正してますが、6時廻っているので帰路へ

  あずにゃん川SA
 
  ハードの偉い人が買ってたわさびアイス
 お味は。。。

 自分はりんごミックスアイス。美味しい。
 しかしこの2名は2日間でどんだけアイス喰ってるんだ。

 すでに時間外でしたがテナントではこんなのが売ってたようです。
 ホントか。

日付変更1時間前に無事帰宅。
 しばらく遠出も出来なさそうなので、真面目に開発しますかね。

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