2011/07/15

「ここモカマタリ置いてないんだ」

炊事がアセンブラの次くらいに苦手なんです。
この間もコーヒードリッパーを割りました。
それはもう寝室まで破片が飛び散る勢いで

 殻を失った蝸牛

コーヒーはあまり好きではないんですが、
突然グァテマラの外人さんが訪問に来るかもしれないですし、
コーヒーが淹れられない状態では少し問題があります。

ということで、コーヒードリッパーを新調に行きました。
今までのは2穴方式の普通のドリッパーだったので、
コーノ方式の円錐ドリッパーでも買おうかなと。

松屋コーヒーさんにお邪魔したら、
円錐コーヒーのレクチャーまでして頂きました。

折角なので、ビーカーに、松屋の針金ドリッパーと円錐フィルターをゲット。

コーヒー豆は粗挽きのブレンド。
酸味も苦味も強いのは飲めないので、弱めらしいです。
ブラジルとモカマタリのブレンドだったかな。

ペーパーを対角に折ってセットしておく。なんか不安な不安定。

この隙にお湯を沸かしておく。イギリス生まれの1400Wの凄いやつだよ。

そして「モカマタリ置いてないの」さんをセット。
一杯15gくらいが目安だそうです。
抽出量が多ければ多いほど、
1杯当たりの量を減らす。

円錐に合わせて粉を慣らす。そしてお湯を注ぐ。

注いだら蓋をすること、って蓋がない。
  これしかなかった、これしかなかったんや....。

蒸らしは3分なので、その間にカップを用意。
 当家のネコマグカップコレクション。

 蒸らしが終わったら、なるべく丁寧に、
 粉にお湯が浸らないように注いでいく。
 完成。黒猫の様に濃い翡色

 確かにブラックなのに、雑味がない。
 15分くらい入れるのにかかったけども、
 「ブラックコーヒーなんて通ぶりたい人が我慢して飲んでるのだ」
 という偏見を持っている紅茶党の私でも美味しいと感じました。

 さて、
 ぎゅーにゅーとーにゅー

 ああ、これは美味しい。喫茶店より美味しい。勝った。完全勝利だ。 



 これで今日買ってきたアップルパイも美味しく頂けます。
 紅茶で。

0 件のコメント:

コメントを投稿